
秋の肌寒い朝の風景でした。
1998年10月山口県の小野田線本山支線長門本山駅におりました。
登校する高校生が電車に乗るべく、
線路脇を歩いて電車の待つ駅へと向かいます。
この電車は戦前の鉄道省時代に製造され、
京阪神でブイブイいわせて、活躍していた電車でしたが、
42系の電車として最後まで残ったのは、
このクモハ42001号車でした。
当然主力からは外されて、
流れに流れてこの山口で最後の活躍をしていることろでした。
1両だけになってしまいましたが、
地元の足としてしっかりと活躍している姿は、
なんとも暖かく、
大先輩を前に敬意を感じながら、
シャッターを切っていたのでした。
2003年にはこの車両も引退をして、
現在下関で静かに保存されています。
チャンスがあれば拝みに行きたいな。
小野田線本山支線長門本山 1998年10月27日撮影
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