
220形の貸切ツアーを翌日に迎え、
前乗りしたものの、ちょっと時間を持て余し、
夕食後に、彦根のお隣、鳥居本の駅を訪ねてみました。
近江鉄道には、趣のある駅舎がいくつか存在しています。
この駅もそのひとつ、
この区間の開業当初、1931年から建つ、
洋風建築のおしゃれな駅舎で、
登録有形文化財にも登録されている駅舎です。
夜19時半に鳥居本に到着、
降車は自分を含めて3名でした。
他の2名は、すぐに駅から姿を消し、
駅構内、駅舎からは人気が消えました。
田舎の静かな駅なのですが、
周辺は交通の要所、
ひっきりなしに、駅裏手を走る新幹線が、
通過して行く音が聞こえています。
今日は金曜日の夜という事もあり、
帰宅客を乗せた新幹線も忙しい時間帯。
そして駅前を通るのは国道8号線。
車やトラックがひっきりなしに行き交っています。
それとは対照的な近江鉄道の駅。
残念ながら、取り残されている感ありあり。
それがいい雰囲気とも言えるのですが、
やはり、本来の役割を担ってほしいとも考えてしまいます。
せっかくのいい素材を持っているのだから、
暗闇にぽつりと浮かぶ無人の待合室だけでは、
ちょっと寂しいですね~。
近江鉄道本線鳥居本 2022年8月26日撮影
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