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米屋こうじ先生と歩く西濃鉄道ウォーキングも終わり。

美濃赤坂駅で、皆で電車を待っていました。

外では「噂のネボケKINGコーヒー」という自販機前で、

先生を囲んで盛り上がっていました。

一方、駅舎内で必死でカメラを構えるUさん。

何を撮ってるんだろうと尋ねると、

古いガラスが1枚(画像の右上)。

それが最新鋭のディーゼル機関車と対照的で面白いと、

おっしゃるのです。

確かに駅舎の古い木枠のサッシにはまる、

歪んだガラスが1枚だけ。

こういったガラスの存在を知っていたので、

オーーっと思いました。

なぜって、この1枚だけ残っているガラスは、

大正~昭和初期製造の戦前のガラス。

生産技術がまだ未熟だったころ、

手で延ばして板ガラスを作っていたのです。

ひょっとしたら、この1枚だけ残っているガラスは、

1919(大正8年)年にこの駅が開業した当時の窓ガラスが、

まだ残っているのかもしれません。

それを考えるとロマンですね~。

100年以上、この場所で風雨に耐えながら、

駅のうつろいを眺めてきたガラスなのですから。

そして、向こうに佇むピンクの機関車は、

この6月に突如運ばれてきた、最新鋭の新造機関車です。

いつから活躍するのかは不明ですが、

このガラスに映し出されながら、活躍するのでしょう。

それを考えると、たしかに面白い構図ですね。

Uさん有難うございました。

おこぼれに預からせて頂きました。

東海道本線美濃赤坂 2022年9月17日撮影