
まだ時間があったので、兵庫駅からひと駅、
2.7km先の終点和田岬駅までやって来ました。
行きのガラガラの電車が嘘のように、
次から次へと、折り返しの電車に、
乗客が乗っていきます。
そう、この路線は99%、
和田岬駅周辺の工場の通勤客に特化した路線で、
朝は和田岬行き、
夕方は兵庫行きが、極端に混む路線なのです。
乗車時間も3分と超ミニ路線。
皆さんが働いている日中は運行しない。
それゆえに、新車の導入をする必要のない路線。
いつの時代もお古の車両が使われてきた路線です。
このスカイブルーの103系も、
今では骨董品級の古い車両です。
それゆえに、今注目を浴びています。
ただ最近は、
撮り鉄が集まり過ぎて問題を起こすことが多いので、
気が付いたら引退していた!
という
シークレット引退が増えました。
この103系も近々引退?という予感?
なので、鉄道ファンがじわじわと集まっている。
今、和田岬線はそんな状況です。
個人的には、
引退発表があって、鉄道ファンだらけになり、
大混乱になるよりは、
シークレット引退には賛同します。
そんな状況なので、
今回は最後かもと思いつつ、
1枚1枚、丁寧に撮影してきました。
山陽本線和田岬 2022年12月23日撮影
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