
北条町へ行く予定があり、北条鉄道に乗車してきました。
向かう途中、明石辺りから、
雲が出てきました。
不思議と明石海峡上は快晴なのですが、
本州山側と淡路島には、
なんだか、濃~い雲がモクモクと出ています。
雲って、「綿あめみたいな雲」という表現をよくしますが、
この雲の質が、綿あめでなく、
まるで「マシュマロ」の質感の雲なんです。
そんな、雲を眺めながら着いた、
北条鉄道の法華口駅周辺にも
その雲は、一面に浮いていました。
ということは、この雲に注目!
この雲を狙うには今しかない!
とも判断。
そう、これだけ濃い雲が出ているという事は、
上空の湿気が物凄いという事、
それはつまり、これらの雲が大きく合体して、
積乱雲になって、
午後にはかなりの確率で、
ゲリラ豪雨的な雨がやって来る
という事です。
青空が雲で覆われないうちに、
撮っておかなければと、
青空が映えるポイントを探し撮影。
なんとなく、見に行った橋の上、
あまり綺麗な水ではありませんでしたが、
風が弱く、一応水鏡になっていて、
鈍くも空の色を写し出していました。
悪くないと、
ここに場所を絞り、次の列車を待ちます。
ただ、
空に雲が多いこともあり、
さらに上空は東風が吹いているようで、
どんどん雲は流れて行き、
空の雰囲気が変わり、
日差しも、雲に隠れたり、現れたり、
列車の来る瞬間に、どういう空模様かは、
運次第の状況です。
まずは1本目。
こちらもアングルにちょっと、失敗したこともあり、
微妙な状態。
そしてさらに、
列車も日陰になってしまい「う~ん」と唸る状況。
綺麗に撮れたら、この場所から別の場所へ変えるつもりでしたが、
「もう1本!」
と再チャレンジすることにしました。
そしてこの2本目。
直前から風が吹き始めて、静かだった水面に、
さざ波が立ち始めました。
ちょっとどうだろうかとも思ったんですけど、
青空の色は水面に映しているので、
悪くはないかと、このまま構えることにしました。
結果は、ご覧の状況です。
結果的に風が吹いてくれたことにより、
水が淀んだ、
なんとなく汚い雰囲気が、かき消されて、
良かったんじゃないかと思っています。
北条鉄道北条線播磨下里~法華口間 2023年8月22日撮影
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