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ヨーロッパ鉄道の投稿が続いてすいません。

オーストリア連邦鉄道(ÖBB)EC562ブレゲンツ行きが

ザルツブルク中央駅に入線してきました。


この機関車、鉄ちゃんで言うところの

「ドレミファインバータ」を奏でる機関車です。

まず、インバータとは直流の電気を交流に変換する装置のことです。

それが作動すると独特の音が出るのですが、

その音がドレミファを奏でるものが一部に有るのです。

画像のÖBBの列車を牽引するのは「タウルス」という

愛称の付けられたこのタイプの機関車で、ドイツ、シーメンス製。


一方、日本では今年、

京急のドレミファインバータ音が消滅すると今話題となっていますが、

このドレミファの音源は、

シーメンス社製のインバータを使っていましたので、

ドレミファ音がするのはこのためなんですね。



ドイツの企業が製造しているという事は、

ドレミファ音はヨーロッパの方が本場でなのです。



僕が初めてドレミファインバータ音を聞いたのが、

京急でなくこの旅行の時で、

「なんじゃこりゃ。けど面白い」と思ったもんです。

ただ、京急の速攻ドレミファ音でなく、

機関車の場合は、電車のよりも加速力が弱いため、

列車のスタートもゆっくり、

「ド~~、レ~、ミ~、ファ、ソ、ラシドレミラーーーー」っていう感じで、

しっかり聞こえるんですね。

聞いたことない方は、YutubeでいっぱいUPされているので、

聴いてみて下さい。

デザインが、バリバリにカッコいい機関車が、

ドレミファを奏でて出発するシーンは、

微妙と感じてしまうのは僕だけなのでしょうか?

オーストリア連邦鉄道 (ÖBB)ザルツブルク中央 2003年9月