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まぁ、これを見て、

ここまで撮影に来る方は、

ちょっとそこらの観光客では無さそうですね(笑)

場所は、シドニーから北へ約130km、

そしてNSWの第二の都市ニューカッスルから西へ約30km、

イースト・メイトランド(East Maitland)駅です。

夕暮れ時、跨線橋で列車を待っていると

石炭列車がやって来ました。

そして、ここへ来たきっかけですが、

Facebookで地元の鉄道ファンの皆さんに、

何処へ撮影行ったら良いか、アドバイスを求めたところ、

皆さん口を揃えたように「ハンターへ行け」って

お告げを貰ったのでした。

ただ、「ハンターに行くには車が必要だよ。」とも、

ウ~ん、一応国際免許を持ってきたけど、

あまり異国で車乗りたくないぁとも思っていたところ、

おひとり、

「イースト・メイトランドなら、列車でも行けるし、

周辺にも撮影地がいくつかあるから大丈夫だよ。」と

神の声が…

っで、このハンターって何があるのでしょうか?

情報によると

なんでも石炭列車がわんさか来るとの情報だったのです。

ただ、実際見てみないとなんだか信じられません。

で現地に立ってみました。

このイースト・メイトランドは、

ニューカッスルからハンターへと続く途中。

現地に到着後、早速カメラを持って立ってみました。

待つこと3分、早速貨物列車がやってきました。

その後10分反対からも、

そしてさらに10分後。

来るわ来るわ。凄いです。

また、この石炭列車が長い。流石、大陸の列車です。

その合間に旅客列車が2両編成で申し訳なさそうに出発していきました。

確かに、ここは貨物列車の楽園のようです。

【撮影地情報】
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 ここまでの3枚はイースト・メイトランド(East Maitland)駅からニューカッスル寄りに見える跨線橋からの撮影です。この跨線橋は駅から直接繋がっておらず、迂回する必要があります。
 列車は、上下共に撮影可能です。トップの夕暮れの画像が、ニューカッスル方面行き、すぐ上の2枚はメイトランド、ハンター方面行きの貨物列車です。
 ここは情報によると24時間365日稼働(トラックワークは除く)ということで、昼夜問わず貨物列車がやって来ます。滞在していた時の観察からは、片方面5分~60分程度の間隔でやって来ます。上下合わせると結構な頻度です。ここの線は石炭列車がメインですが、時々通常のコンテナ貨物もやって来ます。旅客列車は、NSWトレインリンクのハンターライン、XPT等のリージョナルトレインがブリスベンなど北方面へ抜けていくルートになってるので、こちらも撮影可能です。

レンズは自由で、光線状態はニューカッスル方面行きが、夏場の朝夕を除き先頭が影になりますが、いろんな角度からとらえることがでるので、工夫次第だと思います。石炭列車はハンター方面からニューカッスル方面へ石炭を出荷していくので、ニューカッスル方面行きが石炭満載。ハンター方面行きは空の状態でやって来ます。

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こちらは、シドニーから北部を目指すXPTです。
イースト・メイトランドの駅ホームから撮影しました。この後ろに写っている跨線橋が、撮影地となります。

 こちらまでの公共交通機関でのアプローチ方法ですが、シドニー・セントラル駅から出発するセントラルコースト&ニューカッスルライン(CCN)に乗って終点ニューカッスル・インターチェンジ駅へ。ハンター・ラインに乗り換え。そこから約30分ほどで到着となります。シドニーからだと乗り換え時間を含めて約4時間~5時間程度ですので、あらかじめ予定を組まれることをお勧めします。また、ハンターラインでもイースト・メイトランド駅を通過する列車もあるので、ご注意下さい。オパールカードもシドニーからそのまま使えます。週末は運賃最大2.9ドルで行けるのでお勧めですが、トラックワークで、バス代替輸送という可能性も十分にあるので、ご注意ください。
 宿泊ですが、駅周辺にB&Bやホテルがわずかながらありますので、そこに泊まりながら撮影という方法を今回は取りました。ニューカッスルにも30分ほどですので、観光に出るにもそれほど支障はありません。

オーストラリア NSWメイン・ノースライン ヴィクトリア・ストリート~イースト・メイトランド間
1枚目 2022年2月19日撮影
2・3枚目 2022年2月18日撮影
4枚目 2022年2月19日撮影


こちらもご参照ください。
イースト・メイトランドその2
イースト・メイトランドその3
イースト・メイトランドその4