
ブロークン・ヒル2回目の朝。
貨物ヤードに様子を見に行きました。
6、700mぐらい先でしょうか?
太陽が昇り始めて、陽炎に機関車が揺れています。
今日も日中は暑くなりそうです。
朝は寒いくらいなんですが…
今日は午前中から市内観光をしようと思います。
鉄道博物館は、既にご紹介済みですが、
その他の観光ポイントをご案内します。
っと、突然、市内観光中に、
機関車のタイフォンとディーゼル・エンジン音がしたので、
急遽、駅方面へ急行!
すると、
ONE RAILの機関車がホームの隅に止まって、
アイドリング中でした。

撮っていると動きだして、ヤードの奥へと消えていきました。
そしてこの後、下記画像の
背後にそびえるボタ山のてっぺんにある、
あの建物を目指します。

駅の北東側から登ることができます。
と、その前に
その登り口手前の踏切、左手にあるのが、
この駅舎とホーム。

このホームと建物は、
シドニー方面からの標準軌の旧ブロークン・ヒル駅です。
今、鉄道博物館になっているアデレード方面からの
スルファード・ストリート駅に対して、
こちらはクリスタル・ストリート駅と名乗っていました。
1957年まで旅客駅として、ここが西の終点だったわけです。
では、いよいよ坂道を登って行きます。
と、
途中で機関車が動いているのが見えました。
慌てて車を停めます。
なかなか進まないですね。スイマセン。

Pacific Nationalの81クラス機関車が構内入れ替え作業中でした。
途中の坂道で撮影。
この機関車は構内入れ替え専用機のようでした。
で、頂上に到着しました。
けど様子がおかしい、駐車場以外はフェンスに囲まれている。
どうも、整備中のようで建物内は立ち入りできないようでした。
ライン・オブ・ロード・マイナー・メモリアル。
ここは、
鉱山で殉職した人たちのメモリアル、
とのこと。
しかたない、
駐車場脇から町を眺めることができるので、
そちらを眺めてOKとしましょう。

北方向(ブロークンヒルの旅客駅方向)
まっ平らな町ですね。

西方向
ヤードに止まる貨車も見えます。
そして、ボタ山から下山して、
前回もご紹介した、
町の北東部から郊外へ延びる、
メニンディー・ロードへ。
一つ目の踏切を越えて、
すぐ左折して丘の上に登っていくと、
古い鉱山施設が見えてきます。

ここはジャンクション・マイン。
1972年まで採掘されていた鉱山跡です。
この大きな施設は、ブラウンズ・シャフト。
地下坑道へと降りる入口として使われた施設です。
この敷地の裏手からは、北鉱山も一望することができます。

この鉱山も1993年に閉山してしまった模様。
旅行当時、現役かと思って眺めていたのですが、
確かに静かでした。
ブロークン・ヒル周辺の鉱脈も枯渇してきているようで、
最近では、観光に力を入れ始めているという事です。

そして、町中へと戻ってきました。
人口も2万人ほどのアウトバックのど真ん中の町。
この辺りはお店の並ぶメインストリートですが、
のんびりとした雰囲気が漂います。
全てオーストラリア ブロークン・ヒル 2022年3月9日撮影
画像の撮影タイミングは、本文の順序とは異なります。
ブロークン・ヒルの旅まとめ
①メルボルン⇒スワン・ヒル⇒ブロークン・ヒル
②ブロークン・ヒル駅の朝
③ブロークン・ヒル郊外シルバートンなど
④ブロークン・ヒル郊外メニンディー湖へ
⑤メニンディーからの戻りの踏切にて
⑥スルファイド・ストリート鉄道&歴史博物館
⑦ブロークン・ヒル市内観光
⑧夜のブロークン・ヒル
⑨ブロークン・ヒル⇒ダッポー⇒シドニー
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