
ブロークンヒルの街中で見つけたウォールアートです。
オーストラリア人はウォールアートが好きです。
また、どれもセンスがあって、
カッコいいんですなぁ。
汚く見えるグラフィティアートとは違いますよ。
このウォールアート、
列車が描かれています。
「The Ghan」
アデレードから北部ダーウィンまでの約3000kmの
大陸縦断する列車です。
この列車は、この町には来ません。
なぜこの列車がモチーフになっているかというと、
列車名にヒントがあるんです。
この「ザ・ガン」という名称。
「ザ・アフガン・エクスプレス」というところが、
省略されたという話です。
どういうこと??
右にラクダとターバンを巻いたおっちゃんが描かれておりまよね。
この人は、
ヨーロッパ人には未開の地だった時代、
内陸探検のため、
また後々、内陸の輸送のために活躍したのが、
砂漠にめっぽう強いラクダのキャラバン、
そしてラクダ使いの人たち。
最初はアフガニスタン人が多かったようです。
そのため「アフガン」と呼ばれていましたが、
それが後に、「ガン(Ghan)」「ガンズ(複数形Ghans)」と呼ばれるようになったそうです。
諸説あるようですが、
その名称を列車に冠したのが、
現在の大陸縦断列車「The Ghan」ということです。
その中東からやって来たキャラバンの人々の功績を表現しているのが、
このウォールアートだと思います。
(違っていたらスイマセン)
隣には、アラビア語で書かれた施設があったので、
その関係のウォールアートなんだと思います。
(違っていたらスイマセン)
ということで、話は少し時間が戻り、

夕方、ブロークン・ヒルのハーツ・オフィスに、
レンタカーを返却しました。
スワン・ヒルから3日間ご苦労様。
車という移動手段がなくなった途端に、
移動が徒歩だけとなり、
めちゃくちゃ不便。
洗濯物も溜まったので、
モーテルのコインランドリーで洗濯をしつつも、
それでも時間が余ります。
モーテルの目の前が駅なので、
ぶらぶらと出かけてみますが、
ほんと、何も動きなし。
とても、駅もヤードも静かです。

夕暮れどきのブロークン・ヒルの駅ホーム
を撮ってっみたり。
夕飯を済ましても時間があるので、
駅周辺をウロウロ。
モーテル前のブロークン・ヒルのヤードを撮ってみたり、

動きも無く、とても寂しい。

列車も来ないので、人気も無く。

今、ブロークン・ヒルの駅舎には、
カッコいい機関車のウォールアートが描かれています。
一昨日にも撮りましたが、撮り直してみます。
街には人影がほとんどありません。
なぜ、こんなに時間が余っているかと申しますと、
翌日ブロークン・ヒルを離れるのですが、
そのモーテル出発時間が午前3時半。
ということで、
寝たら負け。
起きられないような気がしたので、
そのまま寝ずに過ごそうということにしたのです。
全てオーストラリア ブロークン・ヒル 2022年3月9日~10日未明撮影
ブロークン・ヒルの旅まとめ
①メルボルン⇒スワン・ヒル⇒ブロークン・ヒル
②ブロークン・ヒル駅の朝
③ブロークン・ヒル郊外シルバートンなど
④ブロークン・ヒル郊外メニンディー湖へ
⑤メニンディーからの戻りの踏切にて
⑥スルファイド・ストリート鉄道&歴史博物館
⑦ブロークン・ヒル市内観光
⑧夜のブロークン・ヒル
⑨ブロークン・ヒル⇒ダッポー⇒シドニー
コメント