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さて、近江鉄道220形226号車貸切運行ですが、

後半は本線運行をさせて、

それを自由に撮ってもらおう、という事にさせて頂きました。

事前に運行区間を申し上げられたら、

参加者の方に撮影ポイントなどを、

事前に検討して頂けたのですが、

沿線で、参加者以外の撮り鉄の方々が、

迷惑を掛けることになることは、

極力避けてほしいという、

鉄道会社さんからのご要望で、

当日まで非公開という形にさせて頂きました。

その点、参加者の皆様には、

申し訳なかったと思っております。


そして、ツアー後半、

皆様、三々五々、思い思いの撮影ポイントへ移動されたので、

私も、ツアーの添乗員身分ではありますが、

全力で、楽しませて頂くことにしました。

彦根~米原間を往復するので、

往路は鳥居本駅付近、

復路は、彦根側へ戻って、佐和山の麓で撮影することに。

この画像は復路のものです。

山の緑に囲まれた佐和山のトンネルを抜けて彦根へ向かいます。

このカーブを曲がったら、貸切運行は終了。

近江鉄道さん、今日は本当に有難うございました。


この226号車の貸切は、

去る事2021年春、

若桜鉄道の山田元社長が、近江鉄道の部長として就任され、

こちらもちょうど、

滋賀を中心に活躍され、若桜鉄道とも所縁のあった、

鉄道写真家の故清水薫先生を追悼するツアー実施する、

タイミングと重なり、

ツアーにお招きした時から始まりました。

その際に、こんな車両が有るんですよね~。

っていう事でご紹介いただいたのが、

事業用220形226号車。

なにか鉄道イベントとして使えないかと、

いろいろ考えては、山田部長にぶつけてみたのですが、

なかなか折り合いがつかなかったのです。

そんな中で、ふと思い出したのが、

音鉄で書籍を出されている片倉佳史さんのお話、

前々職では私、カフェを運営しておりました。

鉄ちゃんの店長が居るという事で、鉄道ファンの方たちも、

色々な方々が来店頂いていたのですが、

そんな中ご来店いただいたのが、台湾在住の片倉さんでした。

その片倉さんがおっしゃっていたのが、

(現役引退の話が出た直後の頃)

「近江鉄道の220形を2両編成で貸切り、

1両は機材専用車、もう1両は我々が乗り込んで、

音鉄専用列車を走らせたい。」と、

おっしゃっていたのを思い出したのです。

これが前代未聞の音鉄ツアーの原点です。

片倉さんには、商品化に際してご報告して、

アイデアをお借りしたことはご報告させて頂いておりまして、

さらに、

宣伝協力までいただいたので、

片倉さんには恩返ししないといけないと

思っております。


今回もいろいろな方のご協力を頂いて、

ツアーが成功致しました。

本当に有難うございます。



というわけで、

頭の中でこねくり回して、

実際にぶつけてみて、

断られて、

法令の壁が有ったり、

じゃぁ次、と考えて、

ツアーやイベントを考えております。

自分自身、

どのような事が展開できるのか、

未知数ではありますが、

今後のNOBA seaの展開にもご注目頂けると、

幸いです。

近江鉄道本線鳥居本~彦根間 2022年8月27日撮影