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嵐電ネタが続きますが、

西院車庫での撮影会の1枚です。

これは昨日ご紹介の、秋晴れの嵐電を撮影した前日の撮影です。

2日連続で西院に居たことになりますが、

チャリをこぎこぎ15分ほどで、

表情豊かな嵐電に出会えるので、

つい足が向いてしまうのです。

そして、この奇妙な車両は、

嵐電こと京福電車のモト1000形です。

ご覧頂いたら分るとおり、

旅客用車両ではなく、

工事や物資運搬用に使われる事業用電動貨車です。

10月1日が貨車の日ということで(知りませんでした)、

この嵐電と、同じく京都市内をはしる走る叡電で、

電動貨車の撮影会が同日、同時刻に開催されたのです。

午前午後と各会場2回撮影会があったのですが、

お財布と相談して、こちらの嵐電の方に参加してきました。

叡電はまたの機会にという事で…

実はこの嵐電のモト1000形と、叡電で公開しているデト1000形は、

同じ形式です。

現在は会社は違えど、一時期叡電も京福電鉄の一部だった時代があり、

その影響もあって、同じ形式の車両が、

京都市内の離れた2か所で活躍することになりました。

叡電の方は、普段、車庫の外周から止まっているのが、

見えることも多いのですが、

この嵐電のモト1000は、車庫の構造から、

ほとんど車庫の奥の方で眠っていて、

滅多に顔を出さない、

かなりレアな車両なのです。

こんなチャンスは、なかなか無いと、

お金を払って今回の撮影会に参加することにしたのです。

たっぷり1時間半、モト1000形1001号を堪能してきました。

他の車両からは消えてしまった、

ひし形の社紋も今では新鮮です。

そうそう、この車両は、京都市電の600形の流用車。

車体を乗せ換えただけの、

言ってみれば、

京都市電の生き残りの車両でもあるんですよ。

それを思うと、

大切にしてもらいたい車両ですよね~。

京福電鉄西院車庫 2022年10月1日撮影