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タイ、ドムアン駅。

このあと、隣の国際空港へチェックインというところで、

向こう側に停車する客車から、

「ヘイ!」と声を掛けられました。

振り向くと、

写真を撮ってくれっていうジェスチャー。

とびっきりの笑顔で、

タイの旅の最後の1枚を飾ってくれました。

微笑みの国と呼ばれるタイ王国。

特に田舎に行くと笑顔が溢れていました。

そんな国をバックパックを背負って一人旅。

居心地の良い国でした。

あれから四半世紀。

タイは随分経済が発展して、

国としての様相も大きく変わったようですが、

またタイを訪れたらあの笑顔に会えるのでしょう。

また訪れたい国のひとつです。


実は、この駅にたどり着くまで、

列車ダイヤが乱れて、

間に合うのか、冷や冷やだったのですが、

無事、機中の人となりホッと一息。

どの国からでも、

空港を飛び立つ際はいつもなのですが、

眼下に広がる大地を眺め、

この旅で出会った人たちは、

「今頃、何をしているんだろう?

いつもの日常を送っているんだろうなぁ~」と。

そして

「また、あの人たちに会いに来たいな」って

思うんですよね。

この時もそうでした。

タイ王国 タイ国鉄北本線ドムアン 1997年2月7日撮影