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熊本で2日間ツアー添乗を終了して皆様とはお別れ。

無事終わった~と、ホっとする間もなく、

その足で鹿児島へ向かいました。

せっかくの遠方、九州ですから、

有効活用しようということで、翌日の夕方に、

肥薩おれんじ鉄道の営業の方にアポを取ったので、

翌日は同おれんじ鉄道を満喫してから、

その方とお会いしようと計画をしたのです。

肥薩おれんじ鉄道は、鹿児島県、熊本県にまたがる

第三セクターの鉄道で、116kmの路線を持つ長~い鉄道です。

なので、全線を走破するだけでも、

意外と大変で、翌日、熊本からアプローチするか、

鹿児島側からアプローチするかを、検討した結果。

鹿児島からの方が、スムーズにいきそうだということで、

移動したのです。

実は意外かもしれませんが、

鹿児島県へは人生初めて踏み入れます。

九州北部はツアー添乗で、

ちょくちょくお邪魔しておりましたが、

なんか、添乗でもチャンスが無かったのです。

広島県の東側に新人で配属され、

旅行業の基本を教わった旅行会社が、

バスツアーが中心でしたから、

関門海峡までも遠いですし、

さらにそこから鹿児島までは、やっぱり遠いんですよね。

と、新幹線でアッという間に、夜の鹿児島中央駅に着いた翌日。

初めての鹿児島の街をゆっくり見たいという思いに、

ちょっと後髪を引かれつつ、

朝の鹿児島本線の普通列車に乗り込みました。

本当は、もう1本の後の列車で一気に、

おれんじ鉄道、南の起点川内へと思っていたのですが、

少し余裕を持って駅に着いたら、

隣に停まっていた列車が、途中の伊集院までと知り、

ちょっと先行してみたのです。

そして、

降り立った伊集院駅ですが、次の本命の川内行き乗換まで、

10分ほどしかなかったので、ホームで過ごしておりました。

初めての駅なので、いろいろ観察していると、

ホーム向かいに見事な桜並木が見え、

綺麗なので何とか撮りたいと思ったのですが、

どう撮ったら良いかと、試案をしておりました。

その時にふと目に入ったのが、

乗ってきた列車のフロントガラスに映る桜並木。

これはと思い、いろいろ試してみますが、

パッとしません。

あーでもない、こーでもないと位置を変えているうちに、

おっと、貫通扉の映りが良いじゃん。

身をかがめて、カメラをホーム床ギリギリにまで下げて、

撮ったのがこちらです。

通勤時間帯に、何してんだこの人?って思われていたとは思いますが、

旅の恥は掻き捨てとも言いますし、

鹿児島に知り合いもいないので、

良しとしましょう!

鹿児島本線伊集院 2023年3月27日撮影