鐵坊主さんツアーは午後からなので、
午前中は、クラツーさんの117系団臨等々を撮影してから、
集合地、貴生川へ向かう事にしました。
団臨自体は、新大阪発倉敷行きなのですが、
117系の車庫が向日町なので、
そこから回送されるので、車庫からの回送区間でも、
撮影が出来るはず。
Twitterにも予想の回送時刻がでていたので、
それを基に回送途中の区間に位置する、
山崎駅へと向かいました。
団体乗車後の区間だと、撮り鉄も多いだろうし、
さらに京都からだと、朝早起きするのも億劫だったので、
近場で済まそうという、せこい考えからです(笑)
とはいえ、噂ではこの団臨が117系が乗客を乗せる最後の機会?
ということも囁かれており、
最後のお別れとして117系を撮影するとなると、
新快速として大活躍した車両を
かつて爆走していた同じ区間で、
シンプルに撮りたいと思ったのです。
という訳で、有名撮影の山崎の宝寺踏切で待ち受けます。
同業者も他にお一人様と空いていました。
雨がぱらつく中、
予想時間が近づいてきました。
踏切が鳴り始め、
他の列車とは明らかに違う、
響き渡るモーター音。
国鉄型の懐かしい音です。
するとカーブの向こうから、
117系が「団体」幕を表示して現れ、
ブゥーン、ブゥーン、ブゥーンというモーター音を響きわたらせながら、
あっという間に走り去りました。
折り返し戻って来る同列車を、
同じ日の夜にもお出迎えする予定も組んでいたので、
お楽しみはもう一回あるし!と、余韻に浸る間もなく、
急いで駅へと戻り次の目的地を目指しました。
この区間、
回送区間なので先頭の幕も「回送」で来るかと思っていたのですが、
「団体」と表示してやって来ました。
個人的には、「回送」幕よりも「団体」の方が良いのですが、
あとあと、団臨に乗車された方のTwitter情報によると、
先頭のヘッドマーク幕は、故障のため幕回しができず、
「団体」で固定だったようです。
つまりは、まもなく廃車になる車両だったので、
安全性に問題なければ、故障している個所はもう直さない、
というJRのスタンスのか?
と思ってしまったのですが、
はたして、正解なんでしょうか??
そしてこの夜、再びこの列車に会えることを、
楽しみにして、鐵坊主さんツアーへと向かったのです。
しかし、残念ながら復路を走行中、
Twitterに爆破予告が投稿されたという事で、
途中駅で全員降車させられて点検したそうで。
結局、時間が読めないため、諦めて帰宅することにしました。
後々の話では2時間ぐらい遅れて新大阪に着いたそうです。
どうも、安易な気持ちで冗談で投稿されたようですが、
結果的に、前後の定期列車・貨物列車も全て、
停止したそうで、
軽はずみとはいえ、許せない行為です!
東海道本線長岡京~山崎間 2023年5月14日撮影
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