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田植えの時期の嵯峨野線。

2年前の田植えの時期の撮影です。

場所は亀岡市、嵯峨野線の馬堀駅の裏手の田んぼです。

左の谷間になっているのが、

保津川下りで有名な、保津峡の入り口部分です。

右手に写る白い221系も、

この保津峡を貫くトンネルへと吸い込まれていきます。

保津峡を抜けると、京都市内です。

つまり、ここは亀岡の端っこ。

京都駅側からこの嵯峨野線に乗ると、

建物ひしめく京都市内からトンネルに入った途端に、

人家の無い秘境の保津峡を走り抜け、

そこを抜けると、途端にこの田んぼを見ながら、

亀岡市街へと突入していく目まぐるしい車窓で、

なかなか面白い区間です。

京都市内からお手軽に訪れることができる、

田園風景という事もあり、

ここ数年、5月末から6月初旬の田植えの時期には、

この亀岡を訪れて、空の色を写し出す水鏡の水田風景を

多能するのが、恒例となっています。

年によっては、チャンスがあれば何度か行くのですが、

今年は残念ながら、梅雨入りが早くて、

先日ご紹介した1回だけの訪問で終わり、

という事になりそうです。

桜の次に楽しみにしている春のイベントですが、

また来年の楽しみに取っておきましょう。

山陰本線馬堀~保津峡間 2021年5月25日撮影