
大田発釜山行き ムグンファ 1351列車が、
定刻通りに入線してきました。
太陽が山影から出てきて、
朝日が差しています。

朝から撮影していた編成が短かったので、
短編成で来るのかと思い、
指定席の2号車はこのあたりかな??
と、この4両編成以下の停止票の位置を、
目安に待っていたのですが、
思いっきり、機関車は通り過ぎていきました。
機関車+客車5両のなかなかの編成。
停止位置は「6」だったようです。
とりあえず目の前に停まった4号車に乗り込みます。
入ってびっくり、ロングシートの客車でした。
ここでのんびりでも良いかとも、一瞬思ったんですが、
一応、指定を取ってあるので、
2号車の指定座席まで向かいます。
っと、隣の3号車からは、
通常のリクライニングシートのクロスシー車両。
しかも結構混んでいる。
7割ほどの座席は埋まっている。
今日は、日曜日なのでお休みですが、
釜山の町に用事で出る人が多いようです。
ひょっとして、また相席なのかと向かってみたら、
お隣は空いていました。
席の隙間から、後ろに座るお爺さんの伸ばした足裏が、
ひじ掛けに乗っている。
無視して座ったら、退けてくれたようです。
戻るのもなんだし、そのまま指定席に座ります。
できれば、洛東江を眺めながら帰りたいと思ていたのですが、
残念ながら山側の席でした。
車窓はしばらくすると、釜山の街中に入ってきて、
華明、亀浦と停車してきます。
各駅、乗降に時間が掛かっているようで、
停車時間は長め。
その後、再び動き出すと、
行きのムグンファと全然加速力が違う。
行きの機関車は、
ディーゼルで喘ぐように、加速していましたが、
電気機関車は易々と加速していきます。
やはり、電車ほどではないですけどね。
朝早かったので、眠む~って思いながら、
ゆっくり車窓を眺めていましたが、
せっかくだからと、スマホを窓にくっ付けて撮り開始しました。
という訳で、唐突に車窓動画です。
撮り始めたのがもう釜山着直前でしたので、
それほど長い動画ではありませんが、
線路の入り組む釜山の街の疾走風景をお楽しみください。
窓が汚れていたので、クリアではありません、
そのあたりはご了承ください。
御覧の通り、無事に釜山に到着しました。
出口が2か所しかない客車なので、
降車に時間が掛かります。
急ぐわけでもないので、ゆっくりと空いてから下車。
名残惜しいので、もう一度列車を撮っておこうと、
先頭に向かいカメラを構えます。

すると、すぐにライトが点灯。
回送列車は、釜山駅南側の車庫へと引き上げていきました。
8200形電気機関車は、欧州型の機関車。
シーメンス社の機関車をベースに韓国のロテム社が作った機関車です。
ほぼ同じデザインの機関車がヨーロッパでも走っていて、
個人的には好み。カッコいい~。
また音がいいんです。VVVFインバータ音がするんですよね~。
いや~。総合でカッコいい。
長編成の列車を牽くところを見たいところなんですが、
ただ、韓国も短編成化が進んでるんですよね…
という訳で、釜山駅からホテルへ向かおうとしたのですが、
もう一枚。

向かい側に停まっていたSRTを撮影して、
家族の待つホテルへと向かいました。
これが2023年の撮り鉄納め。
海外で正月を迎えるのは久々でした。
韓国 京釜線院洞、釜山間 2023年12月31日撮影
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