
京都駅で、D51試運転の送り込み回送を見送り、
試運転の本番が行われる、
北陸本線米原~木ノ本間へと先回りします。
検修明けのD51です。
かっ飛ばして、米原まで直行するのではなく、
途中で、休み、休み、向かっていくので、
途中で、追い抜くのは容易です。
そして、D51 200が先頭で試運転をする、
本番撮影地に到着。
選んだ場所は田村駅から歩いて20分くらいの場所。
ただ、天気は最悪です。
雨も強くなり、横殴りの雨です。
前日から天気予報を見ていても、
どう転んでも雨の様だったので、
合羽などの雨対策は一応してきました。
時間が近づくにつれて、
同業者も集まってこられました。
ただ、皆さんずぶ濡れ。
いやーひどい状態でした。
誰かが、Xでつぶやいていました。
このD51 200が走る日は、天気が荒れるんだとか。
そうなのか!
帰りに田村駅にたどり着いた、
周辺で撮影されていた撮り鉄の皆さんは、
漏れなく全員ずぶ濡れでした。
この日は、車の方が正解だったのかもしれません…
あまり、蒸気機関車の撮影をしたことが無いので、
あまり偉そうなことは言えないのですが、
まず、
煙が出ていること、
次に
煙のたなびき方、
この2つが、写真の大きな勝敗を決めると言って、
過言ではありません。
確かに、煙がカッコよく上がっている写真は、
見ていてカッコいいですからね。
ただそれは、時の運でもありますが、
ある程度は予想できます。
坂道や出発駅近くなら、
一生懸命、火を燃やして力行するので、
煙が出ます。
前夜に、過去の画像や動画を見ていると、
この区間も、煙も出しているようでしたので、
ここを選びました。
あとは、風の問題、
まあ、この突風の状況を考えれば予想は付きます。
山側から湖へと下ってくるこの突風。
風は止むことなく、画面左から右へ吹き続けています。
間違いなく、機関車の煙は右へ流れます。
それがどのくらいの規模かは、その時の運。
場合によては、後ろの客車、機関車を隠すかもしれません。
そうなると、反対側からかな???
っていう選択肢も思ったりもしたのですが、
D51 200が力強く走り抜ける姿を、第一に撮りたかった。
例え機関車だけの姿しか捉えられなかったとしても、
力行するD51 200がカッコよかったら、
それでヨシとしようと、覚悟を決めました。
そして、
少しでも迫力が出るように、見上げる構図に決めました。
撮り鉄の皆さんが構えているより、
さらに下から撮影します。
そして、待つこと30分。
寒いよ~、風きついよ~、雨もひどいよ~。
の状況で待っているところへ。
遠くから「ボーー」という汽笛が聞こえてきました。
時間通り、米原を出発した合図でした。
しばらくすると、
向こうから、「シュ、シュ、シュ」と、SL独特の、
蒸気を吐き出す音が、聞こえてきます。
電車とは違いますね。
近づいてくるのが明らかにわかる。
そして、どんどん近づいてきた音は、
ライトが見えてきたかと思うと、目前ををあっという間に、
駆け抜けていきました。
結果は、御覧の通り、
黒い排煙が、列車に絡みつき、
3両目の電気機関車は、ほとんど見えておりません。
まぁ、これでも力走するD51 200!カッコいいです。
他の方は、何と言うかですが、
自分自身が納得しているのでOKです!
因みにこの日は、試運転ながらヘッドマークが付きました。
元旦の地震で被災され、
ご苦労されている方々へのメッセージ。
「SLがんばろう能登」
京都鉄道博物館でSLに関わる職員さんからの、
粋なメッセージです。
北陸本線坂田~田村間 2024年4月3日撮影
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