
この数年、
関空特急はるかが、全てキティ・ラッピングになり、
鉄道ファンの間では、非常に評判が悪かった。
僕も最初は、なんじゃこら?って思っていましたが、
ホームでのインバウンドの観光客の反応を見ていると、
JR西日本の意図するところが、分かってきました。
あのキティちゃんを散りばめた、ごちゃごちゃしたデザインは、
ホーム上で気軽に、
キティちゃんと撮影ができるデザインだったのだです!
(という憶測ですが、間違っていたらスイマセン)
よくあるスッキリした、カッコ良かったり、
キティちゃんが先頭にドーンとデザインされている、
ラッピング車両にすると、
先頭車両に記念撮影をする人が、集まってきてしまいます。
そうなると、安全運行にも支障をきたしかねません。
ただ、あのようなキティちゃんをいろんなところに、
散りばめたデザインにすると、
鉄道ファンでない限り、
ドア脇やなどにいる、キティちゃんと記念撮影して、
満足するので、
一か所に乗客が集中することはありませんから。
なるほど、とは思ってはいたのです。
ただ、鉄道写真を撮る側から見ると、
ごちゃごちゃしたあのデザインが、
綺麗に見えない。写らない。
ということで、評判が悪かったのです。
僕自身も、まさか全はるかが、
キティラッピングになると思っていなかったので、
なかなか絶望的でした。
希少なラッピング列車がやってくると、
希少性からテンションも上がるというものですが、
あまり好きでないデザインの列車ばかりになると、
気がなえるっていうもんです。
最近、はるかに使用される283系電車の全検時期に当たり、
ラッピングが剥がされて、元の白い車両に戻りつつあり、
久々に見る、オリジナルな車両が、
新鮮でしかたありません。
この283系はるかのデザイン、個人的には大好きなので、
これからもたくさん撮ることになるでしょう。
長々と書きましたが、
今日の画像は、父が亡くなり、
しばらく途絶えていた、
夜の徘徊(ウォーキングついでの夜間撮影)を復活。
いつもの場所で、いつもの流し撮り練習ですが、
白いはるか野洲行きを撮影できました。
それにしても、グリーン車誰も乗っていない。
皆、京都で降りたのかな?
東海道本線京都 2024年6月13日撮影
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