夜、松阪で銚子電鉄の竹本社長の講演会があるというので、
今回松阪へと赴いたのですが、
せっかくなので、周辺鉄道の下見(という名目)。
いろいろ検討した結果、
名松線に全線乗ってみようということにしました。
この名松線は、JR東海エリアきってのローカル線。
一時は、台風災害で復旧されないのではないかと、
危ぶまれたのですが、
東海道新幹線有するJR東海の資金力もあり?
復活した経緯のある路線です。
他のJRグループだと、大揉めする事案なんでしょうけども…
その名松線で唯一、秘境駅にラインナップされている、
伊勢鎌倉駅に降り立ちました。
JRの地方ローカル線は、ほんと問題ですね。
一部区間、試験終わりで早いのか、
女子高生が一部区間で1名乗って来たのを除けば、
ずーっと乗客は僕一人。
この伊勢鎌倉駅で僕が下車した後は、
空気だけを運んで伊勢奥津の終点まで、
列車は出発していきました。
この駅の周辺で、撮影をして次の約2時間後の列車で、
伊勢奥津駅終点を目指す段取りです。
列車の去った後の駅は、
秘境駅と言われるだけあって、人っ子ひとり居ない、
静かな駅です。
小さな待合室に、
「おかえりなさい」の看板。
そして、「この傘は~~」と書いてありますが、
駅に戻って来た時、駅脇のフェンスにビニール傘が干してあるのを見かけました。
この2時間の間に雨も上がり、
その間に、傘を干した方が居た様です。
それか、降車時に気づかなかっただけなんでしょうか?
そして、看板に書いてあった、傘とは
どうも、この傘の事なんでしょうかね?
推測の域を越えませんが、
それでも、人の気配は感じる駅でした。
お話は飛びまして、
撮影を終えて、
駅に戻ってきて、あと15分ほどで列車が来るということで、
秘境駅間を満喫。駅の写真を撮りながら時間を潰そうと、
考えていると、
1台の小型バスがやって来ました。
こんな駅にバスが来るのか?と不思議に思っていると、
ぞろぞろと外国人の集団が降りて来ました。
この感じは、インバウンドの観光団体??
こんなところまで、外国人観光客がっ!っていう驚きでした。
それまで静かだったホームは、
一気ににぎやかに。
地元の人が乗らなくなった路線は、
本当にこういった観光客をいかに誘致するかだよなぁ~と、
つくづく思いました。
その後、この御一行様とは、
伊勢奥津まで一緒。
秘境駅感を味わおうという思いを、
潰された感はありましたが、
ローカル線に少しでも、乗客を乗せる施策としては、
良い事だと思いながら、
一緒に列車に揺られいていました。
各画像とも 名松線伊勢鎌倉駅 2024年6月18日撮影
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