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乗客一人でずっと走ってきた、

名松線伊勢奥津発松坂行きは、

家城にて、対向列車との交換待ちです。

名松線の日中の列車は、

この駅で交換するダイヤが組まれています。

ここまで、貸切状態だった車内は一変しました。

この家城駅から下校する高校生で、

一気に激込み状態になったのです。

見事に高校生だけ。

その他、一般の方の乗車は全く無かったようです。

完全に車社会となった現代のローカル線沿線は、

車を運転できない中高生の通学路線としてのみ、

存続価値を見出しているという状況。

その現実を、この家城駅の状況は如実に表していました。

ドル箱路線を持っているJR東海だからこそ、

走っている感のあるこの名松線。

他のJR他社ならば、存続問題が浮上していても、

おかしくないでしょうね。

特に、家城から奥の区間は…

名松線家城 2024年6月18日撮影