定期のサンライズ号は、まだ夜も明けないうちに通過してしまうので、

関西圏では撮り辛い列車です。

ただ年数度、臨時の91・92号が運転されます。

そのうち91号が明け方の関西を走り抜けますが、

冬場は、まだ真っ暗。

ただ、夏場は日の出直後に通過するので撮影可能です。

撮影チャンスが限られる列車という事で、

毎年恒例のように撮影に出かけています。

自家用車を持っていないこともあり、

夜明け前に自転車で出動。

各所で撮って来たのですが、

流石に自転車でいける撮影ポイントも尽きてしまい。

さて、どうしようかと前夜考えていました。

早朝に起きるのもなんだかんだと辛いし…

今年はパスするか？？

いや、

ひょっとして、始発列車なら間に合うのかな？

と調べてみたところ、

阪急京都線の始発ならば、ギリギリ間に合いそう、

ということが判りました。

今まで始発電車を考えたこともあったのですが、

各撮影地への到着がギリギリだったこともあり、

敬遠していたのです。

けど、撮りたいという気持ちもあったので、

Googleマップの経路検索してみると、

サンライズの現地通過時間はおおよその予想ですが、

まぁ到着して5～10分くらいで通過となりそうな感じ。

このポイントなら、

間に合うのは、ほぼ間違いないようなので、

では、行ってみるかという判断になりました。

という訳で、阪急5時の始発列車に乗り込み、

上牧カーブと言われる撮影の名所にやって来ました。

撮影地は田んぼの脇です。

朝露が付く青々とした稲穂が、夏の朝っていう感じでいい～。

しばらくすると、朝日が真横から差し込んできました。

これは列車に朝日が当たり、ギラリが期待できるかも！

期待しながら待ちます。

そうこうしていると、

10分もしないうちに、

サンライズ91号が定時で通過していきました。

実はこの列車には、お知り合いが乗車しており、

SNSでやり取りしながら、

お互い撮影し合いながら、列車を迎え撃ち。

いや～、綺麗でした。

昇りたての朝日に輝くサンライズ号。

夏の早朝の風景っていう感じで良いですね。

早速乗車していた彼にも、撮影データを転送してあげました。

東海道本線島本～高槻間　2024年8月18日撮影