この日は夕食後、時間ができたために、
ちょっと普段行かないところへ行こうかと思い、
最寄駅から1本で来れる京阪京津線上栄町の駅にやって来ました。
特にこれを撮ろう!という目的もなく来てしまいました。
なんとなく、ここから終点びわ湖浜大津駅まで続く、
路面区間かな??とも考えていましたが、
もうひとつピンとこなかったこともあり、
びわ湖浜大津行きの列車を撮ろうと、
駅外れの踏切脇に立って構えました。
そして列車が入線。
すっかり忘れてました、京津線名物のスプリンクラーの存在を!
そう京津線は、
地下鉄区間から街を抜け、山岳鉄道の装いで峠を越えて、
最後は路面区間を走って、大津の琵琶湖岸にたどり着くという、
全国でもまれにみるアクロバティックな路線です。
さらに、山越え区間を中心に急カーブが多いんですよ。
そのため、住宅街にレールと車両車輪の軋み音が響き渡ることになるので、
その軽減策として、
水を撒いて和らげているのです。
それを一番身近に見られるのが、
この上栄町駅なのですが、
列車が到着するごとに自動でスプリンクラーが動き出して、
ミストを吹き出し始めます。
そのミストがヘッドライトに照らされて、
面白いモノが撮れました。
何度かこのミストを絡めて、
日中に撮影しようかとトライしていたのですが、
なんかいつもイマイチ。
ヘッドライトに照らされて浮かび上がるシーン。
なかなか良い発見です。
京阪電気鉄道京津線上栄町 2024年9月4日撮影
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