早いもので2024年も大晦日となりました。
御覧の皆様、本年もお世話になりました。
さて、今年最後の画像は、どうしようかと、
1週間ほど前から調整してきまして、
最後は、大好きDD51の重連で締めさせて頂くことにしました。
お話としては、ここ数日投稿している米原訓練の締めのお話です。
瀬田川で米原訓練を撮影した後、
帰るかなぁ~っていう思いで、出掛けてきたのですが、
もうちょっと撮りたいと思い出すのは、
いつもの事。
どうせもうちょっと撮影するなら
この米原訓練の重連DD51を撮影したいと思い、
再度、情報として持っていた時刻を、
確認したら、直ぐの列車で追い越せることが分かりました。
以前も同じパターンで、桂川駅で撮影したことがあります。
桂川駅と言えばホームを大きくカーブするこのアングルが、
個人的には大好き。
とはいえ、いつも撮っている場所なので、
芸が無い。
けど、帰宅時間や日没、
他の撮り鉄さん達の群がり度を考えると、
他に思いつく場所が無かったので、
迷いつつも、結局ここに来てしまいました。
こんなに大好きなカーブなのに、
ここはいつもガラガラ。
まぁ、今回牽引しているサロンカーなにわを、
しっかり撮ろうと思うと、このポイントチョイスは無いわなぁ。
ひとりで他の方の判断に納得していました。
今日は既に、牽引客車のサロンカーなにわの姿も撮影済みなので、
ここは、DD51の重連を強調して撮影しようという気持ちで、
桂川駅へと降り立ちました。
米原訓練の通過予想時間は、ほぼ日没の頃。
画面が荒くなるので、ISOを上げるのが嫌いな僕としては、
シャッター速度を落としたいところですが、
この構図で、
まずまずの高速で走り抜ける列車を止めるには、
そこそこのシャッター速度が必要です。
ということで、
えい!ここはどうせのおまけの撮影なのだからと、
成功率が落ちるけども、流し撮りにしてみることにしました。
構図的にはズーム流しになります。
成功するならラッキー。
失敗ならそれまでということで、素直に諦めるつもりです。
通過予想の約4分ほど前。
新快速が通過。
練習でズーム流しで撮ってみます。
なかなか調子いいじゃないか!
上手く列車が止まってくれいています。
この調子で本番、
さて、次は本命の通過かと息をのみ待ちます。
すると、直ぐに接近表示灯が点滅始めました。
あれ、思ったよりちょっと早い。
っで、駅舎の影から照らされてきた光がLEDライトぽい。
なんか違うぞ?
って思ったら、湖西線の回送列車でした。
思わぬ練習2本目。
こちらも上手くいきました。
これは、調子が良い!本番もいける!と確信しつつ。
もう一度気を取り直して、
カメラを構えると直ぐに、
再び接近表示灯が点滅を始めました。
この光は、オレンジっぽい色です。
これだな。
DD51の前照灯は、LED化されていないので、
暖色なんですよね~。
その判断をして、
気を取り直して、素早く撮影準備です。
まずこの辺りで列車を止めたいというところで、
ピントを合わせができているか確認、
そして、列車が見えてきたら、
ファインダーの画面の中で、一定の大きさに車両を保ちつつ
ズームレンズを列車の動きに合わせて、動かし始めます。
そして同時にファインダー内で、
列車を止めたいと思っている場所に、
列車の先頭位置をキープしながら、
連写でシャッターを切り始めます。
新快速ほど早い速度ではないものの、
被写体が近いので、
ファインダーでの見た目の速度はそこそこです。
列車の先頭を追いかけていると、
自然と覗いていたファインダーから目を離し、
最後は野球のバッターがバットは振り抜く様に、
カメラを背後に振り抜いていました。
いわゆる撮り鉄が、
流し撮りしてきた時によく使う表現。
「カメラをぶん回してきました。」っていうやつですね!
(ちょっと違うかも…
望遠レンズを付けたカメラをぶん回しているイメージが強いかも)
ここまでカメラを振り抜く人も珍しいかもしれません
今回は、点字ブロックのすぐ内側で、
正座してカメラをぶん回していたので、
傍から見ると不思議なのか?カッコいいと思って頂けるのか?
どっちなんでしょうか?
多分前者だよね~。
東海道本線桂川 2024年12月25日撮影
というわけで、良いお年を。
来年もよろしくお願い致します。
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