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昨日より京都市内は雪景色となりました!

早速、昨日の午前中出動してきたのですが、そちらはまた後日。

まずは数日前に撮影したご報告からしていきたいと思います。

貨物列車5087レを狙いに滋賀県篠原駅で下車しました。

色々撮影ポイントを探してみようと思ったこともあり、

時間に余裕をもって出かけました。

まずは、篠原駅から新幹線高架を抜けて、

裏山から俯瞰できる場所はないかと思い、

鉄塔の麓まで登ったりしていましたが、

ここはGood!っていう場所は見つかりませんでした。

そして、次の場所へと思って下山して、

山の麓のお寺の前まで来たのですが、

そこから新幹線の高架越しに見える雪を被った比良山系の山がきれいで、

新幹線と共にちょっと撮ってみようと数本撮影。

これで最後にするかと構えたのが、

下り新大阪方面の列車だったのですが、

画面左向きに先頭を押さえて、

ついでに最後尾も狙って、シャッターを切り始めた瞬間です。

列車の向こうから東京方面の別の新幹線が、

不意に反対方向へ現れたのです。

最初、オッ!!って思いましたが、

ファインダー越しにのぞく動体視力では、

付いていけず。

なんか新幹線が交換するところに、

タイミングが合ったっていう感覚だけでした。

その時点では、画像にちゃんと写っているのかは不明。

とにかく急いで、今撮影した画像を、

コマ送りで確認しました。

すると、写っている!!!!!!!

それも抜群な位置で!!!

超高級機ならば、ほぼ間違いなく連写していれば捉えているんでしょうけど、

僕の使っているのは中盤機、さらRAWモードで撮影しているので、

データ容量が重く、連写速度は遅くなるんです。

なので、何気に写る高速で走る新幹線を真横から撮影するのって、

思いのほか至難の業。

このすれ違いの瞬間を捉えられたのは2枚だけでした。

もう1枚は、先頭車の顔が並ぶ感じ。

そしてもう1枚が、バランスよく並ぶこの1枚でした。

意外にも思われるかもしれませんが、

高速で走る新幹線を真横からピタリと、

思っているところで止めて撮るのって、

高レベルな撮影なんです。

一コマの間に真横に動く高速列車の新幹線の移動距離は、

在来線の比ではありません。

そこが難しいところなのです。

この京都~米原間の線形は非常に良く、

滋賀県の平地は間違いなく、

東海道新幹線で最高速度の270km出ている区間。

その区間での上下すれ違いを意図的に狙うのは、

けっこう難しい。

ただ東海道新幹線は本数が多いので、チャンスは多いです。

とはいえ例え予想していても、1秒も違えば全然違う場所ですれ違います。

なんせ相対速度で言えば270km×2の、

540kmですれ違う瞬間をピタッと抑えるわけですから…

立ち位置、カメラを向ける方向が微妙に違うだけでも、

撮れませんし、

しかもバランスよく画面に収まるのは、無理ゲーに近い。

それが、今回偶然ながら撮れたわけですから、

これは興奮ものでしょ!

この画像はトリミングしていません!

撮れたままです。

凄いでしょ!

これはなかなかの、思い出残るであろう1枚となりました。

そして、本命の5087レを狙いにと在来線側の撮影ポイントに赴こうとしたのですが、

人身事故で名古屋手前の熱田で抑止。

という情報が入り。

こちらはあきらめざる得ませんでしたが、

この新幹線のすれ違いが撮れたので、

来てよかった~と思えたのでした。

東海道新幹線米原~京都間 2025年2月5日撮影