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最強寒波が日本列島を襲い、かしこから雪の被害のニュースが届いておりました。

大雪の地域の皆様には大変申し訳ないのですが、

あまり雪の降らない京都人で、写真をする人間としては、

雪が降るとテンションが上がるんですよ~。

普段見ている風景が、ガラリと変わり、

新鮮な風景が広がりますからね~。

寒波が来るとのことで、

期待して天気予報を眺めていたのですが、

ずーっと晴れマーク。

京都府北部や北陸、さらに中国地方、九州でも大雪が降る中、

京都や滋賀県南部はずーっと雪降らずの状態が続いていました。

先日、5087レを桂川の連絡線で流し撮りした画像をアップしておりましたが、

その翌日が大雪となりました。

前夜から、京都や滋賀のライブカメラを観ては、

積もり具合どんなかなぁ~って、

行く場所を見定めようとしていました。

結論を出すのは朝です。

いつもなら、京都市街が薄っすらでも、

京都市の北部貴船や鞍馬がドサッと積もり、

滋賀県大津まで行くと真っ白っていう傾向があるんですが、

再び朝に、各地のライブカメラを観ていると、どうも今回は、

嵐山など、京都市内の西の方が積もり方が激しいようだという事が、

分かってきました。

ということは「西に向かうべし!」

ということで撮影すべき路線を考えた時、

もうすぐ廃車が始まる、

嵐電のモボ101形の雪景色を撮っておきたいなって、

思い始めました。

ということで、今回は嵐電をメインに撮影しようと、

全線地下で雪の影響を受けない地下鉄東西線に乗り、

快調に西を目指したのです。

撮影ポイントもどこにしようかとも思いながら、

地下鉄乗換駅、嵐電天神川にたどり着いたのですが、

駅乗り場に行列ができていたので、

嫌気が差し、

西に向かうのは止めて、東の山ノ内駅へとひと駅歩くことにしました。

自宅のある京都市中心部とそれほど離れていないにもかかわらず、

なかなかの積雪量。

ここで正解でした。

積雪量は5、6センチ程度。朝でまだ誰も踏んでいない、

真っ白の雪をザクザクと踏みしめながら進んでいきます。

途中にも、自転車で滑ってこけそうになっている人や、

スーパースポーツタイプのバイクで豪快に転倒している若者。
(周囲の皆さんがすでに助けていたので、スルーしました)

などなど、雪慣れしていない京都人を眺めつつ。

駅というか、電停と言った方がしっくりくる山ノ内駅に到着しました。

いや~。ここにして正解???

いつも見慣れた山ノ内の電停風景が真っ白、

来る電車、電車をサクサクと撮影しながらも、

いろんな風景を切り取ることができて満足!満足!です。

この日はモボ101形としては唯一動いていた、102号車を撮影して、

目的も達成です。

さて、

その他にもお見せしたい雪風景の京都の鉄道風景がいっぱい撮れたので、

しばらく雪景色シリーズが続きますよ~。

京福電気鉄道嵐山本線山ノ内 2025年2月8日撮影