
雪の西京極駅で撮影していると、
5300系が入線してきました。
なんとなく撮った形式ナンバー。
空から生まれて、
間もなく地上に着地寸前の雪。
本来は、風に舞い「動」であるものが、
写真にすると「静」になる、瞬間!
芸術ですね~ぇ。
単なるナンバープレートの撮影のはずが、
雪がスパイスになって、なんだか趣のある画像に仕上がりました。
このナンバーは、5300系の第一編成。
阪急では第一編成は、1の数字ではなく0番を附番するんです。
通常ならば5301とか、5401とかいう附番になるんですけど、
阪急は0が第一編成、1が第二編成となるのです。
そしてこの「5400」番号の車両は、
京都方の先頭車です。
ざっくり説明すると、
5300系列の5400形の最初に作られた車両という意味です。
落成から2022年で50年を超えたこの編成ですが、
阪急のピカピカ塗装と、完璧な車内アコモデーションのお陰で、
乗客には古さを一切感じさせない姿が、
阪急イムズを感じます。
そんな車両ですが、
連日の運行で、
検修明けの頃にはピカピカだったであろうナンバープレートは、
煤けた感じが味を醸し出していました。
阪急電鉄京都本線西京極 2025年2月8日撮影
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