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オーバーツーリズムが騒がれておりますが、

京都はその代表格的な都市です。

ほんと市内各所でゴロゴロと大きなスーツケースを引っ張る観光客の方を、

いたるところで目にします。

当然、鉄道も観光客で込み合うわけですが、

一大観光地、嵐山へ向かう鉄道線のひとつである阪急嵐山線も、

日中は観光客がいっぱい。

元々嵐山への観光路線として敷設された線なのですが、

今が一番、観光路線ぽくなっているのではないでしょうか??

戦前に新京阪が開業させた当時は分かりませんが、

インバンブームが訪れる前は、

ここまで混み合う路線ではありませんでした。

とはいえ、乗れないほどの混みようではないのは、

私鉄路線で、使い勝手がJRに比べれば分かり難いのでしょう。

嵯峨野線や奈良線ほどの混みようではありません。

通勤路線であれば、こんな雪の日は、

列車を下りたら、寒そうに背中を丸くして、

皆さん改札口へ一直線といったところですが、

終点嵐山へ着くと、

わらわらと乗客の皆さん後方にやって来て、

雪と電車で大はしゃぎで記念撮影されていました。

オーバーツーリズムが昨今問題視されていますが、

今までやって来た仕事柄からも、

基本的に日本に来てくださる観光客の皆様は大歓迎。

ただ、その対応が追い付いていないので、

時々嫌な思いをするのも確か。

だからと言って訪日客を追い出すのではなく、

早急に対応策を講じていくべきですよね~。

っていう立場です。

とにかくいろいろ問題があるので、

トライ&エラーで素早く対処し、色々試して、

市民と観光客が、

共存共栄できるようにしていきたいですね。

阪急電鉄嵐山線嵐山 2025年2月8日撮影