250308-IMG_1182t-3000系
何だかこの1週間ほど、

この京阪快速特急洛楽を撮りたくなって、

条件の良さそうな日を選んで撮影してきました。

京阪の特急系統に主に使用されるのは、

8000系と3000系です。

今回撮りたいと思ったのは、

3000系の方。

この「洛楽」を、

液晶ディスプレイのヘッドマークをアニメーションで点灯し、

洛楽でしか点灯させない、

雲をあしらった装飾灯を点灯させるという、

特別バージョンなのです。

8000系は残念ながらそこまでではなので、

カッコ良さから言うと、

ダントツで3000系!

それが、ふと最近撮りたくなったのです。

平日は8000系で走るので、狙いは土日祝です。

3000系が夕方に出町柳から4本走ります。

そして今回の狙いは正面のヘッドマークと装飾灯。

日が差す日よりも、

曇り空の暗めの日の方が、ヘッドマークや行先表示が、

しっかりと浮かび上がるので、

そんな日を狙ってみました。

この日は、すこーし時雨れるような天気。

良い感じに暗いいです。

撮り鉄をしていて、暗さを喜ぶことって、

あまりありませんが、今回は特別です。

そこで、正面から列車をしっかりと撮れる場所として、

チョイスしたのが、

藤森駅の南側の踏切から撮るポイントでした。

列車を正面に捉えるので、

見た目の速度も落ちます。

という事は、スローシャッターでも撮影可能。

というのも、

最近のLEDの行先と種別表示板は、

肉眼では認識できない、

超高速で点滅しているため、

高速にすればするほど文字が欠けて行き、

高速シャッター過ぎると、点灯しているのかさえ分からなくなるという、

撮り鉄LED問題があるのです。

今回は正面からモロに狙うので、

行先と種別表示板は、切れてしまうとイメージが落ちてしまいます。

そこで、

この3000系のLEDは1/250秒以下のシャッター速度でないと、

切れてしまうという事で、

このシャッター速度はキープしたいところ。

普段列車を止めるためには1/1000秒は確保したいと思うところですので、

1/250秒というシャッター速度はかなり遅いことになります。

事前の列車で1/250秒で列車がしっかり止まるか、

試したところ大丈夫そうということで一安心。

もしダメなら、

ちょっと技術がいる

ズーム流ししかないかと思っていただけに、

良かったです。

という訳で、日暮れまでの3本の3000系快速特急「洛楽」を撮影して、

さてどれが一番??

今だけのミャクミャクラッピングの洛楽も撮りましたが、

素直にカッコよさで選んで、

この3本目の列車となりました。

この後で知ったのですが、

この3月22日のダイヤ改正で、

この3000系洛楽は土日祝の1往復だけになってしまうそうで、

撮る側としては非常に残念。

なにか鉄道ファンとしての

虫の知らせが働いたのでしょうか?

京阪電気鉄道京阪本線藤森 2025年3月8日撮影