
何だかこの1週間ほど、
この京阪快速特急洛楽を撮りたくなって、
条件の良さそうな日を選んで撮影してきました。
京阪の特急系統に主に使用されるのは、
8000系と3000系です。
今回撮りたいと思ったのは、
3000系の方。
この「洛楽」を、
液晶ディスプレイのヘッドマークをアニメーションで点灯し、
洛楽でしか点灯させない、
雲をあしらった装飾灯を点灯させるという、
特別バージョンなのです。
8000系は残念ながらそこまでではなので、
カッコ良さから言うと、
ダントツで3000系!
それが、ふと最近撮りたくなったのです。
平日は8000系で走るので、狙いは土日祝です。
3000系が夕方に出町柳から4本走ります。
そして今回の狙いは正面のヘッドマークと装飾灯。
日が差す日よりも、
曇り空の暗めの日の方が、ヘッドマークや行先表示が、
しっかりと浮かび上がるので、
そんな日を狙ってみました。
この日は、すこーし時雨れるような天気。
良い感じに暗いいです。
撮り鉄をしていて、暗さを喜ぶことって、
あまりありませんが、今回は特別です。
そこで、正面から列車をしっかりと撮れる場所として、
チョイスしたのが、
藤森駅の南側の踏切から撮るポイントでした。
列車を正面に捉えるので、
見た目の速度も落ちます。
という事は、スローシャッターでも撮影可能。
というのも、
最近のLEDの行先と種別表示板は、
肉眼では認識できない、
超高速で点滅しているため、
高速にすればするほど文字が欠けて行き、
高速シャッター過ぎると、点灯しているのかさえ分からなくなるという、
撮り鉄LED問題があるのです。
今回は正面からモロに狙うので、
行先と種別表示板は、切れてしまうとイメージが落ちてしまいます。
そこで、
この3000系のLEDは1/250秒以下のシャッター速度でないと、
切れてしまうという事で、
このシャッター速度はキープしたいところ。
普段列車を止めるためには1/1000秒は確保したいと思うところですので、
1/250秒というシャッター速度はかなり遅いことになります。
事前の列車で1/250秒で列車がしっかり止まるか、
試したところ大丈夫そうということで一安心。
もしダメなら、
ちょっと技術がいる
ズーム流ししかないかと思っていただけに、
良かったです。
という訳で、日暮れまでの3本の3000系快速特急「洛楽」を撮影して、
さてどれが一番??
今だけのミャクミャクラッピングの洛楽も撮りましたが、
素直にカッコよさで選んで、
この3本目の列車となりました。
この後で知ったのですが、
この3月22日のダイヤ改正で、
この3000系洛楽は土日祝の1往復だけになってしまうそうで、
撮る側としては非常に残念。
なにか鉄道ファンとしての
虫の知らせが働いたのでしょうか?
京阪電気鉄道京阪本線藤森 2025年3月8日撮影
コメント