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京都鉄道博物館に朝一番で行って、

SL8630号機の爆煙+桜を収められたので、

一旦満足。

しかしですねぇ実は本命は、

夕方のSLの石炭のガラ捨てと、給水の時間が目当てでした。

なので時間がたっぷりあります。

だがしかし、

桜がそこかしこで満開に近づいている時期で、

京都鉄博に滞在しているのはもったいないように思えて、

他に桜を撮るのにいい場所はないかと、

いろいろ思いを巡らし始めました。

時間的には、京都外でも行けるし~と思いつつ、

桜鉄のできる桜の名所に思いを馳せていったなかで、

1か所、以前より興味を持っていたけども、

行けていない場所を思い出したのです。

それは、奈良の佐保川。

桜並木は見事のようですが、

そこを通る関西本線(大和路線)の

車種が少なめということもあるためか、

鉄道ファンには

あまり注目されなていない桜鉄のポイントです。

調べてみると、

京都鉄博のある梅小路から乗り継いで行くと、

ちょっと遠いですが、

ギリギリ、夕方のSLの石炭ガラ捨てと給水の時間帯には、

戻ってこれそうです。

じゃぁ行ってみるかと、

京都駅から近鉄に乗り、

行ってみました。

新大宮駅で下車して歩くと、

間もなく桜並木が見えました。

佐保川沿いの沿道に桜並木が続いています。

そしてものすごい花見客。

どこから情報を仕入れるのか、

1/3ぐらいはインバンの観光客でした。

それにしてもこの桜並木、歩いても、歩いても、

ずーっと続いていきます。

果たして、鉄橋はどこだ?って思っていたころ、

突然、桜の間から鉄橋が見えてきました。

この佐保川、右へ左へとくねりながら、

桜の並木が永遠と続いていて、

それが風流なのですが、

桜に埋もれるように鉄橋があり、

いざカメラを構えると、

悩んでしまう場所ではありました。

桜満開で、鉄橋が隠れてしまう上に、

カーブしてるので鉄橋が見える区間が意外と短い。

そこで、川面で水遊びをしていた

小学生の脇に失礼して、

鉄橋を見上げてみました。

この場所の定番構図といったところですが、

インバンの観光客が容赦なくカメラの真ん前に入ってくる人がいたりして、

難儀しながらも数本の列車を撮ったうち、

今日の画像は、

無事に撮影できた1枚です。

しかも、ここで撮れる車両は、

定期列車では221系と205系のみ。

なかなかバリエーションが少なくて、

ちょっと物足りなさを感じる場所ではあるのですが、

この日は奈良線にお茶の京都ラッピングの221系が入線しており、

たまたま抑えることができました。

しかも、雲の多かった空が、

このお茶の京都ラッピングが通過するころには、

青空が見えてナイスタイミング!

来てよかったです。

関西本線奈良~平城山間 2025年4月6日撮影