
この日は夜まで時間が取れたので、
どこか桜夜間撮影でいいところはないかと、
いろいろ思いをめぐらしたところ、
ふと、駅に貼ってあった、
嵯峨野トロッコライトアップのポスターを思い出しました。
桜トンネルがトロッコ亀岡駅の近くにあるので、
きっとそこもライトアップしているはずと思ったのです。
保津川のに沿って走る、
嵯峨野トロッコ沿線はなかなか近づき難いのですが、
亀岡盆地の平地に出てすぐの、
この桜並木ならば大丈夫だろうということです。
桜トンネル自体は立ち入り禁止で無理なので、
川を挟んだ向かい側から並木横から眺めることになります。
ということで、JR馬堀駅から歩いて、
10分ほどでトロッコ亀岡駅の前を通り過ぎ、
さらに歩いて、目的のポイントに到着しました。
闇夜に浮かびあがる淡いピンクの桜並木を想像していったのですが、
トロッコの駅の向こうに見えてきたのは、
なにやら赤、青、緑のライトに浮かび上がる、
ドギツさ満点のライトアップでした。
とはいえ、もう移動するほどの時間もないので、
ここで何とか作品にしなければ!
日没時間も過ぎ、
どんどん暗くなっていきますが、
19時直前の定刻通り、
ライトアップ観賞用の臨時列車が、
桜並木を通り抜けて、
終点のトロッコ亀岡駅へと到着しました。
何とかまだ青く山影が浮かび上がる時間帯に、
トロッコがやってきてくれて、
唐櫃越へと続く山影が、
青く斜めに見え、その麓をトロッコ列車が走っています。
やっぱり、ライトアップそのままでは、
せっかくの桜がちょっともったいないので、
RAW現像時に色調をいじり、
桜の並木らしく修正してみました。
鉄道会社さんも、
予算や作業の関係でなどいろいろ事情もあるとは思いますが、
桜はやっぱりシンプルに、
白色のライトアップにしてほしかったです。
ちょっと残念なライトアップでした。
嵯峨野観光鉄道トロッコ保津峡~トロッコ亀岡間 2025年4月6日撮影
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