
昨日の闇鉄のお話の続きです。
この江の浦俯瞰のポイントから、
海岸線の夜景の見える方向を見ていると、
その手前に、何やら明るい場所が崖の中腹に見えております。
実は、そこは根府川の駅なのですよ。
下り列車がやってくる様子が、
事前にわかるので、非常にありがたい俯瞰です。
そして望遠で根府川駅を覗いて、
気づいたのですが、
さらにその直線状奥に見えるのが小田原城の天守閣。
なんと素晴らしい組み合わせ。
日中からも何とか撮れないものかと、
チャレンジしていたのですが、
日中は残念ながら曇り空に近く、
パッとしなかったのです。
ならば、霧や靄がなければ、
あまり天気に左右されない夜ならば???
ということで、望遠レンズで撮影してみました。
一昔前ならば、三脚立ててしっかりカメラを固定しないと、
ブレブレで撮影なんかできない状況ですが、
最近のレンズは凄いです。
手振れ補正が付いていまして、
手持ちでも大丈夫。
普通なら画面全体がブレブレになる、1/8秒で撮影してみると、
ブレもなく、くっきりと撮ることができました。
すげーな。今のカメラ。
と思いつつ撮影です。
ただし、1/8秒だと動く電車はブレるのですが、
数キロ先の駅へ入線する電車は、
多少の列車のブレは気になりません。
ということで、入線してきた普通列車を撮影!
列車が大きく功を描くシーンを撮ろうと思っていたのですが、
電車のLEDライトが強烈ということもあり、
なんかイメージが違うとボツ。
この下り列車がカーブを曲がろうとしてくるシーンが、
一番しっくりきました。
ホーム上には、根府川で折り返しを待つ回送列車が停車中でした。
おそらくラッシュで、小田原駅の待避線が間に合わないのでしょう。
わざわざ、2駅先のこの駅で、
折り返しにやってくる運用のようです。
こんな運用があるとは知りせんでした。
ということで、
ホームには停車する電車、
そして根府川駅へ入線してくる列車が、
カーブのレールを強烈に照らしています。
そして画面上には、
小田原城と小田原市街の夜景が写る素敵な1枚となりました。
東海道本線根府川 2025年4月25日撮影
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