250425-IMG_1463t
昨日の闇鉄のお話の続きです。

この江の浦俯瞰のポイントから、

海岸線の夜景の見える方向を見ていると、

その手前に、何やら明るい場所が崖の中腹に見えております。

実は、そこは根府川の駅なのですよ。

下り列車がやってくる様子が、

事前にわかるので、非常にありがたい俯瞰です。

そして望遠で根府川駅を覗いて、

気づいたのですが、

さらにその直線状奥に見えるのが小田原城の天守閣。

なんと素晴らしい組み合わせ。

日中からも何とか撮れないものかと、

チャレンジしていたのですが、

日中は残念ながら曇り空に近く、

パッとしなかったのです。

ならば、霧や靄がなければ、

あまり天気に左右されない夜ならば???

ということで、望遠レンズで撮影してみました。

一昔前ならば、三脚立ててしっかりカメラを固定しないと、

ブレブレで撮影なんかできない状況ですが、

最近のレンズは凄いです。

手振れ補正が付いていまして、

手持ちでも大丈夫。

普通なら画面全体がブレブレになる、1/8秒で撮影してみると、

ブレもなく、くっきりと撮ることができました。

すげーな。今のカメラ。

と思いつつ撮影です。

ただし、1/8秒だと動く電車はブレるのですが、

数キロ先の駅へ入線する電車は、

多少の列車のブレは気になりません。

ということで、入線してきた普通列車を撮影!

列車が大きく功を描くシーンを撮ろうと思っていたのですが、

電車のLEDライトが強烈ということもあり、

なんかイメージが違うとボツ。

この下り列車がカーブを曲がろうとしてくるシーンが、

一番しっくりきました。

ホーム上には、根府川で折り返しを待つ回送列車が停車中でした。

おそらくラッシュで、小田原駅の待避線が間に合わないのでしょう。

わざわざ、2駅先のこの駅で、

折り返しにやってくる運用のようです。

こんな運用があるとは知りせんでした。

ということで、

ホームには停車する電車、

そして根府川駅へ入線してくる列車が、

カーブのレールを強烈に照らしています。

そして画面上には、

小田原城と小田原市街の夜景が写る素敵な1枚となりました。

東海道本線根府川 2025年4月25日撮影