
川口駅で上野行きカシオペア紀行を撮影した後、
鶯谷に向かいました。
今回のカシオペア紀行は夕方のスジで、
夏場ということもあり、
まだまだ撮影タイム。
上野駅発着客車列車の名物といえば、
尾久の入出庫の際に、機関車が後ろから押して運転される、
推進運転。
カシオペア無き後は、
推進運転も滅多にみられない代物になります。
是非撮っておきたい。
とはいえ最近は撮り鉄対策で、
思ったように撮れない上野駅構内よりも、
駅間で撮ったほうが成功率は高いはずです。
とはいえ回送区間は、わずか5キロほどの距離です。
その間に、ラストの迫った列車が走るわけですから、
推進運転狙いの鉄道ファンが殺到するのは、
目に見えています。
平日の夕方なので、
土日祝ほどの大人数の激パ状態にはならないと思いますが、
激パ嫌いの自分としては避けたいところではありましたが、
覚悟をして、
撮影地の一つとなる鶯谷駅すぐの
跨線橋へと向かいました。
思ったよりも少ないけど、
まぁそれなりに集まっていました。
推進運転の先頭(客車)を狙うか、
後ろ(機関車)を狙うかで、
構える向きが変わります。
この日は、EF81 95号機が牽引担当したということで、
機関車を狙う人が多いようです。
この機関車は真っ赤な車体に側面にEF81と白字でデカデカと書かれ、
とても人気のあるカッコいい機関車。
それを狙おうという人の方が多いようです。
自分は、もう撮りに来れないので、
カシオペアの客車を大切にとりたいと思い、
先頭側(上野駅方向を望む)に陣取りました。
沈みゆく太陽を逆光に機関車も狙うのも、
なかなか良い状況で、ちょっと誘惑はありましたが、
いやいや、
ここは客車だ!と思い直して列車待ち。
そして、18:10頃ゆっくりとカシオペアの客車を先頭に、
推進運転の回送列車が現れたと思ったら、
逆から列車が被り、
えっ!って思いましたが、
ここはゆっくりと走る推進運転。
列車は無事に抜けていきまして、
今日の画像が撮れました。
めでたし、めでたし。
ところで、今まで関東の路線沿線で、
このようなネタ列車を追いかけたことがなかったのですが、
関西とのなんか違いを感じました。
というのは、ファンどおしの挨拶をしている人があまりいない。
関西の場合は、
誰となく「こんにちは~」「お疲れ様で~す」
の声がけを、全員ではないものの、
誰かれとしているのです。
自分も積極的にしています。
ただ、今回のカシオペアを追いかけた2か所では、
そのような声は聴きませんでした。
場所も違えばファンの雰囲気も違うんでしょうか?
関西の撮り鉄の一人としては、
関西では「撮り鉄問題」といわれるような状況を起こしたくない!
という気持ちがあり、
声がけと、撮り鉄どおしの交流も重要と思い、
声がけをしているという面もあります。
関東の撮り鉄の皆さんのお考えはどうなんでしょうか???
今回はたまたまかもしれませんが、
ちょっと気になりました。
宇都宮線上野~日暮里間 2025年6月16日
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