250616-IMG_2949t
川口駅で上野行きカシオペア紀行を撮影した後、

鶯谷に向かいました。

今回のカシオペア紀行は夕方のスジで、

夏場ということもあり、

まだまだ撮影タイム。

上野駅発着客車列車の名物といえば、

尾久の入出庫の際に、機関車が後ろから押して運転される、

推進運転。

カシオペア無き後は、

推進運転も滅多にみられない代物になります。

是非撮っておきたい。

とはいえ最近は撮り鉄対策で、

思ったように撮れない上野駅構内よりも、

駅間で撮ったほうが成功率は高いはずです。

とはいえ回送区間は、わずか5キロほどの距離です。

その間に、ラストの迫った列車が走るわけですから、

推進運転狙いの鉄道ファンが殺到するのは、

目に見えています。

平日の夕方なので、

土日祝ほどの大人数の激パ状態にはならないと思いますが、

激パ嫌いの自分としては避けたいところではありましたが、

覚悟をして、

撮影地の一つとなる鶯谷駅すぐの

跨線橋へと向かいました。

思ったよりも少ないけど、

まぁそれなりに集まっていました。

推進運転の先頭(客車)を狙うか、

後ろ(機関車)を狙うかで、

構える向きが変わります。

この日は、EF81 95号機が牽引担当したということで、

機関車を狙う人が多いようです。

この機関車は真っ赤な車体に側面にEF81と白字でデカデカと書かれ、

とても人気のあるカッコいい機関車。

それを狙おうという人の方が多いようです。

自分は、もう撮りに来れないので、

カシオペアの客車を大切にとりたいと思い、

先頭側(上野駅方向を望む)に陣取りました。

沈みゆく太陽を逆光に機関車も狙うのも、

なかなか良い状況で、ちょっと誘惑はありましたが、

いやいや、

ここは客車だ!と思い直して列車待ち。

そして、18:10頃ゆっくりとカシオペアの客車を先頭に、

推進運転の回送列車が現れたと思ったら、

逆から列車が被り、

えっ!って思いましたが、

ここはゆっくりと走る推進運転。

列車は無事に抜けていきまして、

今日の画像が撮れました。

めでたし、めでたし。

ところで、今まで関東の路線沿線で、

このようなネタ列車を追いかけたことがなかったのですが、

関西とのなんか違いを感じました。

というのは、ファンどおしの挨拶をしている人があまりいない。

関西の場合は、

誰となく「こんにちは~」「お疲れ様で~す」

の声がけを、全員ではないものの、

誰かれとしているのです。

自分も積極的にしています。

ただ、今回のカシオペアを追いかけた2か所では、

そのような声は聴きませんでした。

場所も違えばファンの雰囲気も違うんでしょうか?

関西の撮り鉄の一人としては、

関西では「撮り鉄問題」といわれるような状況を起こしたくない!

という気持ちがあり、

声がけと、撮り鉄どおしの交流も重要と思い、

声がけをしているという面もあります。

関東の撮り鉄の皆さんのお考えはどうなんでしょうか???

今回はたまたまかもしれませんが、

ちょっと気になりました。

宇都宮線上野~日暮里間 2025年6月16日