
昨日の画像は阪急の元特急6300系の雄姿をご覧いただきましたが、
今日の画像は、
阪急嵐山線らしい画像をご紹介します。
阪急の京都本線・千里線、そして嵐山本線は、
戦前に京阪の子会社新京阪鉄道が開業させた路線です。
戦時下において、現在でいうところの阪急、京阪を統合した、
京阪神急行電鉄という会社に併合。
戦後になって、再び分社化する際に、
阪急電鉄にこの京都本線系統を持っていかれてしまったという、
当時の旧京阪からすると悔しかったろうに…
と思わず思ってしまう路線です。
そして、新京阪は観光地嵐山へ、
大阪から直接結ぶ路線として、嵐山線を開業。
当初は全線複線として開業させました。
これがまた、戦争中の鉄の供出のため、
複線だった嵐山線を単線化、それが今の嵐山線の姿です。
ということで、
何が嵐山線らしいかって?
画像の列車の走る左に空くスペース。
ここが、かつて複線だった時代に線路が敷かれていた跡。
つまりですね、
その空きスペースもまたがって建っている現在の架線柱は、
戦前のまま使用されているものと思われます。
だって、複線化するつもりのない路線なら、
わざわざ値段の高い、大型の架線柱を建てる必要ないですから。
なので古い架線柱がたくさん残る嵐山線は、
改修された架線柱が並ぶ京都本線とは、また雰囲気が違うんですよ。
一般の乗客はそんなことに気づくこともなく、乗っていると思いますが、
鉄道ファンはそんなところも気にするんです!
阪急電鉄嵐山線上桂~松尾大社間 2026年5月22日撮影
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