260522-IMG_0773c 6300系
昨日の画像は阪急の元特急6300系の雄姿をご覧いただきましたが、

今日の画像は、

阪急嵐山線らしい画像をご紹介します。

阪急の京都本線・千里線、そして嵐山本線は、

戦前に京阪の子会社新京阪鉄道が開業させた路線です。

戦時下において、現在でいうところの阪急、京阪を統合した、

京阪神急行電鉄という会社に併合。

戦後になって、再び分社化する際に、

阪急電鉄にこの京都本線系統を持っていかれてしまったという、

当時の旧京阪からすると悔しかったろうに…

と思わず思ってしまう路線です。

そして、新京阪は観光地嵐山へ、

大阪から直接結ぶ路線として、嵐山線を開業。

当初は全線複線として開業させました。

これがまた、戦争中の鉄の供出のため、

複線だった嵐山線を単線化、それが今の嵐山線の姿です。

ということで、

何が嵐山線らしいかって?

画像の列車の走る左に空くスペース。

ここが、かつて複線だった時代に線路が敷かれていた跡。

つまりですね、

その空きスペースもまたがって建っている現在の架線柱は、

戦前のまま使用されているものと思われます。

だって、複線化するつもりのない路線なら、

わざわざ値段の高い、大型の架線柱を建てる必要ないですから。

なので古い架線柱がたくさん残る嵐山線は、

改修された架線柱が並ぶ京都本線とは、また雰囲気が違うんですよ。

一般の乗客はそんなことに気づくこともなく、乗っていると思いますが、

鉄道ファンはそんなところも気にするんです!

阪急電鉄嵐山線上桂~松尾大社間 2026年5月22日撮影