
北海道に初めて導入された機関車、義經(義経)号です。
1880(明治13)年にアメリカのポーター社から、
北海道初の鉄道である幌内鉄道向けに輸入された機関車で、
今年で146歳を迎えます。
京都鉄道博物館の扇形車庫内では、ずば抜けて大先輩の機関車。
周りの“後輩”たちも皆ご老体の機関車ばかりですが、
それらを差し置いて堂々と転車台に乗る義経号。
なんだか他の機関車たちが、
大先輩の姿に畏敬の念を抱いているようにすら感じられました。
そんなに古い機関車が、なぜ今も動くのか?
それは度重なる復元を受けているためで、
部品的には新しいものに結構交換されているようです。
また、最後の大きな活躍は、
1990年の大阪で開催された「国際花と緑の博覧会」会場での運行でした。
いったん重油(オイル)炊きに改造されましたが、
現在では再び石炭炊きに戻されています。
この機関車は大阪の交通科学博物館(閉館)を経て、
現在の京都鉄道博物館に収蔵されることになりましたが、
長年メンテナンス自体はされていたものの、
有火での展示はほとんどなく、
これまでは扇形車庫の片隅に静かに佇んでいる状態でした。
調べたところによると、
7年前に構内でサプライズ試運転が行われたのが最後のようです。
しかし、今回は事前に予告が出ました!
「6月23日:有火で転車台にて展示、15時台に給炭水線入線・扇形車庫入庫」とのこと。
午前中にはSLスチーム号と並ぶシーンもあったようですが、
この日はラジオ出演の日だったため、
私は終わってからの参戦。
京都鉄道博物館に到着すると、
義経号が静かに転車台に鎮座していました。
アメリカ製の機関車だけあって、
西部劇に出てくるようなスタイルをしているのが大きな特徴です。
数ある京都鉄道博物館の蒸気機関車の中でも、
他にはない”アメリカンロコ”特別な存在感を放つ機関車です。
京都鉄道博物館 2026年6月23日撮影
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