
近鉄12200系が定期運用から引退をしましたが、
京阪からもこの春に引退しようという形式があります。
多扉車として珍車扱いされることも多かった5000系です。
通常の京阪の通勤型車両は3枚扉ですが、
この5000系は5枚。ラッシュ時は5枚扉をフル活用、
閑散時間は不要のドアの上部から座席が下りてきて、
3枚扉で運行するという珍しい車両です。
この度、京阪もホームドアを導入するのに従い、
この変則的なドアの持ち主5000系は、
ホームドアと扉位置が、かみ合わなくなるとのことで、
廃車となることが決定しました。
今後、新車導入とともに廃車されて、
今年6月ごろには姿を消すということです。
長年走ってきた車両がまたひとつ消えていきます。
デビューから昨年で50年を迎えた5000系、長い間ご苦労様でした。
京阪電鉄京阪本線藤森~墨染間 2016年4月10日撮影
コメント