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都会の中を行くKTR8000「丹後の海」。

現在、新型コロナウイルスで特急列車の間引き運転が行われているため、

この日の京都駅発京都府北部への最終特急列車です。

以前に比べれば多少は乗車率は上がっているように思えます。

数か月前は、ほとんど人影が見えませんでしたからね。


そして、この場所は京都市内の街中です。

ちょうどこの列車の付近、

かつては地上をディーゼルや客車が走っており、踏切がありました。

その踏切の傍らに、古い歩道橋があったのですが、

開かずの踏切でもなく、わざわざその歩道橋を渡る必要性を感じない、

なぜそこに作られたのか不明な歩道橋がありました。

ただそこは、終日逆行ながらも、二条駅から出発する列車をカーブで捉える、

なかなか抜群なポイントだったのです。

そこが僕の鉄道写真を初めて撮った場所でした。

その写真はあまり上手くも無く、

気づけばどこかへ無くしてしまいました。

現在では、高架化されて、様子はずいぶんと変わってしまいましたが、

今でも列車が走り抜ける姿が見えると、

ワクワクを思いだす場所です。

山陰本線二条~円町間 2021年4月7日撮影