
「伝説の列車」といっても過言ではないでしょう。
また、このような列車が今後、日本を走ることもないでしょう。
「オリエント・エクスプレス’88」
はるばるパリからソ連、中国、香港を経て日本まで走ったオリエントエクスプレス。
日本到着後、日本各地を走り回りました。
地元京都駅でも公開があり、外観だけでもと、
当時の中学の友達と一緒に自転車で京都駅へやって来ました。
最近、古いネガフィルムをスキャンしてデータ化している一環で、
この時のフィルムが出てきて、綺麗に処理し直してみました。
当時は父からも貰った
110mmカートリッジフィルム式のミノルタ オート450Eという、
今思えば玩具のようなカメラを使っており、
なかなか画質がよろしくないのが、悔やまれるばかりなのですが、
色を調整しながら、だんだんと当時の情景が思い出されてきました。
見慣れた京都タワーの麓に、
異国の列車が実際に線路の上に止まっている、
異質な空間。初めて見る海外の車両にトキメキを覚えていました。
そして、こんな列車を走らせることができる日本の経済力の凄さを感じてたかどうか、
そこまでは覚えてませんが、
今思えば、これを走らせた人々の情熱、努力を見習わなければなりませんね。
東海道本線京都 1988年10月28日撮影
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